小4の子の中学受験について、親として試行錯誤の日々が続いております。
家でごろごろしていると、つい「勉強しなさい」と言いたくなるのですが、中学受験を経験していないわが身を振り返れば、小学生の時にはそんなこと考えもしなかったなぁと思うわけです。となると、やっぱり「勉強しろ」というべきではないのかなという思いもありつつ、自分で受験すると決めたからには中途半端にせず、がんばってほしいという気持ちもあり。。。
そんなある時、子供が志望校にとあるトップ校の名前を挙げてきたので、まじか…と思いつつ、トップ校を狙う子たちはどのくらい勉強しているのか調べてみたんです。
すると、1日3時間という意見もあれば、平日でも6時間、休日は12時間という方もいて幅広い…
そこで思ったのは、当たり前なのですが、同じ志望校に入る学力があっても、勉強時間は人それぞれ、ということ。
学力をつけるために考えるべきことは、何時間勉強するかではなくて、力をつけるために何をどうやって勉強するかということなのだということです。
改めてわが身を振り返ると、高校、大学受験の時には勉強のやり方なんかせいぜいテストの範囲を絞るくらいしか考えることもなく、とにかく塾の宿題を何度もやり直せと言われたからやり直したり、一般的によいといわれる問題集を最初から最後までただ全部解いたりといった勉強の仕方をしていて、効率なんて考えたこともありませんでした。
たぶんあの頃の自分は、できる問題を何度も解き、できない問題は復習の中でできるようになったものもあればできないままのものもある状態で、ただ点数が伸びないのは勉強が足りないからだと思って机に向かっていたのだと思います。
なんて効率が悪かったんだ…苦手な分野を優先的にやるべきと当時の自分に教えてあげたい。
きっとうちの子もただ塾に行かせているだけだと、先生たちが「復習しなさい」というその本当の重要性を理解できないと思います。
子供にはたくさん遊んでほしいし、受験も納得いくようにがんばってほしい。そのために時間の使い方が重要。となると親ががんばるのは子供にとって最も効率のよい勉強の進め方を考えること=スケジュール管理だということがすごく腹落ちしました。
というわけで、「勉強しなさい」とついつい言ってしまう問題については、子供にはとにかく宿題やテストは必ず復習、それがしっかりできていたら、それ以上勉強しろとは言わないというルールにしてみました。
試行錯誤の日々は続くと思いますが、しばらく様子を見てみたいと思います。